un deux droit

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【書評】プロジェクト・ヘイル・メアリー

『三体』を読んでしまってから、もう宇宙を取り扱ったSFは読めないと思っていた。どれも『三体』を超えることはできない。だから手に取ることすらしない、と。その確信は一年足らずで瓦解した。あっさりと別の作品を手に取り、むざむざと個人史上一位の記録…

【書評】THE MODEL

大学の先輩が好意的なコメントしてたので手に取ってみたのだが大当たり。 営業とはこういう営みなのだ、という丁寧な解説書、という印象。 SaaSとかカスタマーサクセスとかちょっと前にはやった言葉を聞きかじってわかった気になっている弊社の上層部にはま…

GIVERが手放しに賞賛されることについての留保

なんらかの宗教的素養がないと難しいかも

【書評】篠原信『そのとき、日本は何人養える?』

農業の本だと思わないで読むと面白い

【書評】BREATH呼吸の科学

夫婦喧嘩にも効果があったらいいな

【書評】出口治明「復活への底力」

ますますファンになりました。

【書評】仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術

原因がわかったとて解決できるとは限らないが、何もわからないよりは遥かにマシ。

これぞ保守的謙虚さの真髄〜【書評】岡田憲治『政治学者、PTA会長になる』

全小学校の入学式で、最初に配るべき本。

自己啓発本は思考力強化にうってつけ~【書評】喜多川泰『運転者』

どんな本も学びになります。ええ。

【書評】江森敬治『秋篠宮』

自分が天皇家に生まれ落ちたとしたらどんな気分になるでしょうか。

【書評】マシュー・サイド『失敗の科学』

本当に失敗を恐れるならば、失敗を恐れてはいけない。

【書評】小田嶋隆『東京四次元紀行』

小田嶋隆 最高傑作。

脳内の本棚を棚卸す

星新一だと「おーいでてこーい」が大好きです。

猫も杓子も発達障害〜【書評】岡田尊司『発達障害グレーゾーン』

「発達凸凹」という言い方を浸透させようと頑張っている人の気持ちがわかった気がするよ。

【書評】ダニエル・カーネマン『NOISE(上・下)』

久々に脳内で数学的な処理をして、頭から火が出そう。

マシュー・サイド「多様性の科学」

「多様性」の世界に驚くほど「多様性」があることを知らしめる一冊。

ミル「自由論」

自由を容易く他者に明け渡してしまう現代にこそ、自由の価値と保持のための不断の努力の大切さを見つめ直して欲しいものです。

【書評】ちきりん「自分の意見で生きていこう」

弱者の兵法。

ディズニーなめてた

ディズニーは女の子のためのみにあらず。

村山昇「キャリア・ウェルネス」

本質的で実用的なキャリア論を学べる一冊。

荻原浩「神様からひと言」

大衆化する前の「凡人の反逆」とはいかなるものか。

Humankind 希望の歴史

ピグマリオン効果とゴーレム効果についての実体験を回想。

ミヒャエル・エンデ「モモ」

幼少期に出会っておきたかった小説。時間泥棒「灰色の男たち」との戦いに一人で挑む少女モモのお話。ちなみにここで言う時間泥棒とは、「作業がトロくて人を待たせ、私の時間を無駄にする人」のことではない。あなたがそういう人の存在を憎んでいる場合は、…

青木俊「逃げる女」

著者の名前を最近Twitterでよく見かける。興味本位で手に取ってみたところ、舞台が北海道だったので読むことに。最初はありがちな捕物劇かと思いきや、逃走した「犯人」の足取りを掴む目的で、事件の背景を紐解いていくうちにとんでもない真相の輪郭が鮮明に…

川瀬和也「ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力」

以前こんな記事を発見して、その論理展開の美しさに「賢い人がいるもんだなぁ」と感銘を受けた。 kkawasee.hatenablog.comこの人の書いた文章は今後も読みたいなと思って読者登録をしていた。(何気に九州人、同年代なのも気になるポイント。)そうしたら、…

「誰も知らない」

現代版&実写版「火垂るの墓」。 家族全員の演技が演技っぽくなく、淡々と一家が朽ち果ててゆく様は、現実のドキュメンタリーを覗き見ているような生々しさだった。周囲の大人のささやかな善意だけでは、それをありったけかき集めても全く足りない。子どもが…

垣根涼介「涅槃」

宇喜多直家という戦国武将の一生を描いた作品。悪名高いというその悪名についての知識無しで読み進めたが、存分に楽しめた。book.asahi.com 不遇な幼少期と、そこからの立身出世、旧弊にとらわれない治世の鮮やかさ、家臣への情に厚い采配など、「負けないリ…

山崎豊子「女系家族(ドラマ版)」

白い巨塔以前の、大阪船場の女たちを描いた山崎豊子前期作品に初挑戦。 遺産相続ものの原型のような作品で、現代の人間にとっては話の着地点は序盤で大体読める。それでも人間の浅ましさが余すことなく描かれていて見応え十分。寺島しのぶ演ずる長女の、た…

村田沙耶香「地球星人」

佐藤優「危ない読書」の中で、ヒトラー、スターリン、毛沢東、金正恩と肩を並べて紹介されていたやばい本。「コンビニ人間」もかなりイカれていたけれど、あの冷静に熟考して狂っていく独特の気色悪さをそのままに純粋培養したキワモノとなっている。読者ウ…

通過儀礼通過

子どもが姉妹だともはや通過儀礼と化した「アナ雪」 。民放で放映されていたので、1・2通して録画し、娘たちと視聴。どうせ途中で断念するだろうと思ったが、3歳の下の子も含め食い入るように話の展開を追い、最後まで見切った。姉妹特有の心に響く何かがあ…