un deux droit

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『miss you』は桜井さんなりの贖罪と受け取った

Mr.childrenが新作アルバム『miss you』をリリースして2日が経った。聞けば聞くほど切なくなる歌が立て続く。かつての桜井さんが繰り返し描いてきた理想や夢、未来はことごとく描かれない。どこまでも閉塞的な眼の前の現実を直視した歌ばかりだ。終わりなき…

誰も私にmiss youと言ってくれなくても

昨晩は咳のピークで、流石にもう一度通院しよう、ということで馴染みの耳鼻科に行った。咳なのになぜ耳鼻科、と思われるかもしれないが、「喉の調子が〜」と少しでも被った症状を訴えたら診てくれる、そしてあらゆる角度からいろんな病気を想定して、耳鼻科…

My Best Mr.children

仕事のやる気が出ないので息抜き。 ミスチル聴けない時期なんてのもあったが、結局人生で一番お世話になったバンド。 ミスチルがすごいなと思うのは、アルバム曲ですら一般人の中でも浸透度が高いこと。 シングル曲の認知度はすごくてもアルバム曲となるとコ…

東京1年目を支えてくれた曲たち

今週のお題「わたしのプレイリスト」最近は滅多に音楽を聴くことはなくなった。しっかり聞き込んで心の支えにしていたのは20代の半ばまで。将来の先行きもわからず精神が不安定な割に、時間だけはたっぷりあって気持ちを紛らわせることもできなかった。 最も…

Mr.Childrenからの卒業

NHKで放映されていたMr.Childrenの特集番組を見た。まだ買ってない新作のアルバムを買おうか参考にするため。 Mr.Childrenは本当は2015年には卒業しようと思っていた。けれども、Reflectionが素晴らしくてついファン歴を延長してしまっていた。そのきっかけ…

宮本浩次の原点を想起させる「ROMANCE」

なんでこの人は女性歌手の昭和歌謡歌わせたらこんなに聴かせるのだろうと不思議に思っていたが、むしろ宮本浩次のルーツは女性昭和歌謡にあって、彼の描く曲はその派生なのかもしれない。カバーであることを忘れてしまうくらい違和感を感じさせない、宮本浩…

宮本浩次「木綿のハンカチーフ」

木綿のハンカチーフ -ROMANCE mix-宮本浩次ロック¥255provided courtesy of iTunesなんでこの人はこんなに女性歌手のカバーが上手なんだろう。歌い回しは男くさいのに、声質は案外繊細で色気がある。元曲が好きなのもあるけど、翳りゆく部屋、赤いスイートピ…

志村正彦という男

肌寒くなってくると、不意に彼の命日を思い出す。 かつて、フジファブリックのボーカルだった男だ。 学生時代の一時期、私は彼の楽曲を中毒のように聴いていた。きっかけは当時好きだった女の子。ちょうど今くらいの冬の時期だったと思う。その女の子の家で…