un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

2019-01-01から1年間の記事一覧

失われゆく、生きる意味

夜泣きの対応を毎日していると、俺の人生なんなんだろうと思うことがある。騒音の中、オムツを替え、ミルクをやり寝かしつける。ただひたすら、毎日それだけを続けている。その役割がなくなったとして代わりにその時間にできることといえば寝るだけなのだが…

ごまかしは自傷行為だよ

大学の不正入学について。自分の頭の出来に見合わない大学で勉強するのは当人にとって不幸で苦痛な日々だ。授業やゼミ、周囲との会話についていけず、やがて白眼視される。仮にごまかし切って学位を獲得しても、その学歴に見合う能力が育っていないので、そ…

最高傑作は見る前からわかるのだ

『カメラを止めるな!』が放映されていたので見てみたのだか、残念ながら世間で絶賛されるほどにはハマらなかった。「え?どこが面白いの?」「なんか見落としたか?」と焦り、ネットでのネタバレ賞賛コメントを一通り読み漁ったが、どうも私の方でストーリ…

男にとっての天国、日本。

ホラーなニュース記事を見つけた。意識朦朧状態の女性への性的行為が準強姦罪に当たらないとし、無罪判決が出たというのだ。https://mainichi.jp/articles/20190312/k00/00m/040/099000c判決文によると、原告側がテキーラ数杯を一気飲みさせられ嘔吐して眠り…

時間は思ったよりゆっくりと進んでいる

子育てをしているとイライラすることが多い。いつまでも着替えない。いつまでも遊んでいる。いつまでも寝付かない。…無数の『いつまでも』に振り回されるうちに、ひょっとしたら自分の方がおかしいのではと思い始めた。自分が日常を生き急いでいるだけで、本…

子供が可愛く見えるための条件

最近妻と私とで、次女に対する感情に乖離が出てきた。妻は変わらず溺愛するが、私は愛おしいという感情が生じにくくなってきたのだ。これは、次女の夜泣きが悪化してきたことに起因する。これまでは大体深夜一回授乳すればよかったし、授乳したらすぐ寝てく…

自宅からの『出所』が決まりました

四月から次女の保育園入所が決まった。これで、人生二度目の育休というオツトメを無事終え、晴れてシャバの生活に戻ることができる。長かった。一日に数時間、身体の自由を手にすることができる。この当たり前がなんと幸せなことだったか。子育てを育役と呼…

地獄の夜泣きロード開始

妻の母乳が枯れた。次女は、それと時期を同じくして、今までなんの兆候もなかった夜泣きを突如開始した。長女の時も、母乳を控えるようになってから夜泣きが止まらなくなった。長女の時は、深夜1時間おきに起こされ、作ったミルクは飲まれず、けたたましい泣…

お漏らしが許せない

読んだところで何の生産性もない話を書く。ただただ憤っている。表題の件、犯人は長女(3)である。本名を晒してやろうかとすら思う。犯行時刻には共通する特徴がある。楽しくない、寂しい日の夜だ。親が喧嘩して構ってもらえなかったり、遊び足りないのに無…

子どもを授かる理由

風呂に入っている時、そもそも何で自分は子供を欲しくなったんだろうと回想した。 多分、家事と子育てにどっぷり浸かり、自分の身が自由にならないことへの鬱憤がたまってきたのだろう。抱っこしたまま家事をこなすという、手と頭が塞がった状態で消費できる…

女はつらいよ(男から見て)

妻が生理から来る発熱でダウンした。通常の家事プラス子供二人の世話プラス大人の看病で、私の労働環境はかなりの過重労働と化している。先ほど、ようやく全員寝静まって安堵の時を迎えた。それにしても、女性の生理というのは不可解極まりない設計だ。毎月…

娘よ、君は私のモノマネ芸人なのか?

相変わらず長女(3歳)との関係はこじれている。素行がだらしない上に、それを矯正する躾がうまく機能しないのだ。困り果てながらも頭を悩ませあの手この手で改善を試みている。以前から、子育てはマネージャー養成研修としてうってつけだと思っている。子育…

3歳児に学ぶ自尊心

最近長女(3歳)との関係が芳しくない。ご飯や歯磨き、片付けのしつけに反発するのだ。こちらを挑発するかのごとく怠惰な態度やおふざけをかましてくる。余りに度がすぎると雷を落として叱りつけ、泣きべそをかかせるという悪循環に陥っている。昨日、私が折…

二人目の育児で感じる焦り

楽勝である。 二人目の育児を一言で形容するならば楽勝と言うより他ない。 発生するほとんどの事象は経験済みだし、上の子の時の服やおもちゃなど環境がすでに整備されている。夫婦以外の支援体制ももちろん完備だ。 要するに、試行錯誤をすることがないのだ…

BRIDGE 感想

・壊れた街を元の形に戻すことは不可能。復興後は全く新しい街になる。・豊かな状態からの崩壊は落差があって精神的に耐え難い。その代わり復元する力も強い。田舎だと崩壊するほど大したものもないが、復元に力を貸してくれる資源が集まらず復元に時間がか…

生産性と個人の能力

個人の能力に開きがありすぎると、同じ基準で生産性を語れないという話。能力の高い人が10分でやれることを、後任の能力低い人が1週間かかる、ということがある。前者はちょろい作業なのでタダでやるよと言って、後者はこんな複雑なことは追加料金もらわんと…

愕然とさせられた『十五の夏』

佐藤優氏の十五の夏、読了。著者が1975年、高一の夏休みに、東欧とソビエトを一人旅した時の旅行記だ。内容は、圧巻の一言。これに尽きる。そして、私の劣等感をざくざく刺激する内容であった。15歳の段階でこれほど人は成熟できるのか、と開いた口が塞がら…

『指示待ち人間』の作り方

自分はこれまで、『指示待ち人間』の存在を信じていなかった。自分の一挙手一投足をいちいち他人の指示に委ねる、という選択をする人間の心理が今ひとつうまく飲み込めなかったのだ。そんな自分が昨日、妻に『指示待ち人間』呼ばわりされてしまった。自分は…