un deux droit

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息子とキャッチボールの疑似体験

近所の大きめの公園に子ども達を連れていくと、長女の同級生家族に遭遇。普段学童で仲良くしている子だったので、娘は大はしゃぎ。

長女の同級生は4人兄弟の長女で小学一年生、その下に5歳、3歳、2歳と続いていた。明らかにつれてきたお父さんの手が足りてなかったので、結果的にこちらの姉妹含め6人で遊ぶことになった。

長女たちが仕切って下の子たちをアテンドしていたので、手の空いた私はスポンジボールを取り出し、トイレの広い壁にぶつけて投球練習に勤しむことに。自分の球筋に満足していると、向こうの家族の長男(5歳)がトコトコと歩いてきて、興味津々の様子。そこから素手でキャッチボールをしてやることに。

普段ボール遊びをあまりしていないのか、その子は夢中になってボールを追いかけ、はしゃいで投げ返してくる。4人も兄弟がいたらこうやって1人で大人を独占して遊ぶこともできないよなあと思う。彼の父の方を見るとフットサルで使うようなボールで華麗なリフティングをして遊んでいた。あぁ、そっち系ですか。それじゃあキャッチボールしないよね、むしろ余計な関心を惹起してしまったかもと反省。野球少年とサッカー少年が交錯することは稀有なのだ。

普段娘2人で不満に思うことは無いが、こうやってボール遊びを楽しんでくれる子と戯れると、不意に男の子が欲しかったなぁ、なんてことを思ったりもする。私の父は息子とキャッチボールするのが夢だったが、殺人的に運動音痴で満足にできなかった。私も息子とキャッチボールするのを夢見て、実際にキャッチボールに不自由しない程度の野球経験を得たが、息子を得ることはなかった。この男の子はキャッチボールに興味津々だが、父がまるで野球に無関心。人生なかなか噛み合わないもんだね。