2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
いまいましい暑さに覆われた月曜の朝。JRの改札を抜ける時に、カサッという音がして何かを蹴った感触があった。足元には折り畳んだ1000円札。厄介なものに出会したなと思いつつ、気づいた以上放っておくわけにもいかないので、窓口の隅に置いておいた。不思…
「楽園の真下」に続く、自然の猛威「植物」編。人類が地球を支配し掌握しきっていると思い上がった脳天に、鋭い一撃を加えていただける一冊。これは小説でありフィクションであるものの、あながち妄想とも決めつけがたいリアリティがある。もしかしたら人類…
昨年4月から仲良くしてきた会社の後輩から、急に距離を取られた。社内の仲良し組で愚痴を言い合うteamsのチャットがあるのだが、昨晩なんの予兆もなく脱退されてしまった。個別のチャットにメッセージを送るも、無反応。 いつでも明るくて、ノリが良く、気が…
社内起業の形で始めた事業が思いのほかハネない。ジリジリと取引は増えているものの、自分の求めている伸び率とは違う。社内の営業に度重なる営業の打診をしてもなかなか機会をもらえないし、追加の開発費の費用稟議もなかなか進まない。販促イベントの企画…
今日は給料日でしたね。ついに控除が10万超えるような人間になり、ずいぶんと偉くなったもんだなと思いました10万超えてくると、搾取されてるというよりむしろ、自分が国家の部分的なオーナーであるような錯覚わ覚えてきますね。国家公務員を雇い、事業をさ…
大学1年の時、8か月ほど体育会系テニス部に所属していたことがある。サークルというものを鼻から軽薄と決めつけて、硬派な団体に所属しようとした、というのは後付けの言い訳で、単にうかうかしていたらサークル加入の波に乗り遅れただけである。いつの段階…
一昨年、とある企業の組織ビジョン策定のプロジェクトマネジメントを社外コンサルタントとして担当したことがある。1年間じっくり議論を重ねて作り上げたビジョン。その言葉の一つ一つ、それを表すグラフィックデザインの細部に至るまで妥協なくこだわり抜い…
暑い。早すぎる梅雨明けと容赦無く襲う熱波によって心身からの危険信号を察知した私は、気づけばJR鹿児島本線久留米方面行きの列車に飛び乗っていた。兎にも角にも鰻を喰らわねばやっていられない。そんな確信めいた妄想に突き動かされて到着しますは荒木駅…
最近、暇つぶしに漫然と英語学習を続けているのだが、BBC 6minute Englishというpodcastを聴いていると"climate trauma"という単語が出てきた。山火事やハリケーンなど、天災の影響を受けての精神疾患が増えている、という話。英語云々の前に、話されている…
ここまで露骨に旧道民の郷愁を刺激する新刊もなかなかないなと、まんまとつられて読んでしまった。自分自身が何の気なしに生まれ育った北海道が、どのような人たちの手で切り拓かれ、人々の人生にどのような影響を与えて来たのかということが、いくつかの登…
最近多い淡麗系塩&醤油ラーメンの店。期待した通りの味で文句はないのだが、どの屋号の店でもあまりに同じ味なので、この系統の味で予想を上回ることはないのだろうか。 s.tabelog.com この系統だと月光軒が一番好き。s.tabelog.com
海鮮丼が売りのはずなのに、豚の生姜焼き定食がべらぼうに美味い定食屋さん。ご飯大盛りにして1000円。頼んでもないのに新鮮な魚の刺身もついてくる。食材高騰の中でクオリティ落とさずやっていてすごい。応援したい。s.tabelog.com
一昨日、低俗な行為を通じて、自らの心身の健康を回復してきた。法律違反ではないが法律で保護されない程度の、誉められたものではない行為とでも言っておく。墓場まで持っていく堅牢な意志で、後ろめたさを抱えながら生きていくことと引き換えに、今この瞬…
「転勤を拒む若手社員が多くて困っている」そんな相談をクライアントからされた。相談の趣旨としては、「転勤を拒んでいる若手社員の頑なな意思を転向させる成功事例をリサーチしてほしい」というものであった。聞けば、コロナ禍あたりの採用の際、「望まな…
新築3年目にして洗面台の排水溝が詰まった。 こういうときの生活の知恵のない私はすぐに業者に頼りたくなるのだが、妻がそれを許さず「まず自力でやれることをやれ」と言うので已む無く自力修繕に挑むことになった。 妻は倉庫から徐ろにこのブラシを取り出し…
最近は心が晴れず、常に頭にモヤがかかったような気分だ。仕事は敵ばかり、トラブルばかりで、家庭も妻の言いなりですべての物事が進んでゆく。私の意志や理屈に耳を傾けるよりも、自分の感情を優先させる人間に囲まれている。それを乗り越えるだけの熱量が…