un deux droit

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永久バーサクモード

昨日は妻の怒りの矛先が私ではなく妻の母に向かったため、私は無事だった。しかし、妻と妻の母との電話越しの口論というか一方的な遠隔タコ殴りは2時間に亘り、誰かを罵倒する声を延々と聞かされると、たとえ標的が自分でなくとも間接的なダメージを受け消耗した。

客観的に妻の戦闘スタイルを観察する機会は珍しい。話の展開を冷静に整理すると、あぁ、やはり鬼畜の所業だなぁ‥としみじみ落ち込んだ。

まず妻の採用する話の構成はこうだ。相手のなんらかの行為に傷つけられたことを宣告する。そして、その事象が「そもそも発生しなかった世界線」の提供を相手型に要求する。時間を遡れる能力を持つ人間など存在しないので、その言い分は不当だと抗弁すると、ほら結局悪いと思ってないじゃんと相手の無理解をなじるのだ。
妻の気に食わない事象は、相手方が「それを相手が気に食わない」と事前に予見できないから発生するのであって、「そもそもそれに思い当たらないこと」自体を責められても相手方は返す言葉がない。「次から気をつけるね」と言っても「次に同じようなことは起きない。今回起きないで欲しかったのだ」と返してくる。「そんなことを要求されても何もできない」と狼狽えると「開き直った」と返し、「本当にそうなれば良かったね」と寄り添うと「ではなんでできなかったのだ」と詰める。逃げ場のない地獄。
結局妻の目的は、嬲り殺しにある。瀕死寸前まで追い詰めて、MPも0になった相手にポーションを使用して延々といたぶる。ゲームの終了は妻が飽きた時のみ。こんなん対話じゃない。お義母さんメンタル大丈夫かな。