un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

獰猛な生物との共生

今月の妻の生理は、生理後の方がめんどくさい。
それはきっと雨のせい。今日は晴れていてご機嫌。天気予報が家庭の平穏とシンクロ。洗濯物が乾くかどうかで一日の吉凶を決めている。家族は何でも言えるべきってあなたは言うけどさ、私たちはあなたが日常でため込む不満を捨てるためのごみ箱じゃないのよ。確かにあなたはものすごい馬力でいろんなことをやり遂げるスーパーカーのような人で、その恩恵を受けているのも一面的には事実ですけれど、黒煙がすごすぎて環境破壊しています。そんなに性能良くなくていいのでグリーンディーゼルでお願いします。

彼女が私に求めることをつなぎ合わせると、余計なことをするな、言うな。考えるな。これに尽きる。もちろん私たちは赤の他人なのだから、お互いのコンフォートゾーンがすべて明示されているわけではない。だから過失や価値観の違いで相手を不快にすることをすべて避けることは残念ながら不可能だ。そのとき、妻は最初の1回の逸脱に対する制裁がえぐすぎる。剣幕に恐怖を覚え、侮蔑に屈辱を覚える。反省の態度や以降の配慮以上のものを彼女は奪っていく。結果、あなたを理解したい、思いやりたい、という気持ちは萎縮してゆく。孤独と空虚の中で浮遊していると、また無意識下での背後から延髄チョップを食らい意識を失う。この繰り返し。

「あなたがしてくれなくても」の最新話で、楓の媾いを誠が拒むのだけれど、他の人に心奪われて性欲が湧かないというより、自分を傷つける危険性がある相手に対する防衛反応が働いちゃってるなぁと感じた。自分も妻が横で寝ていたら、全くリラックスできない。ライオンの檻で寝るようなものだ。「これが自分だ嫌なら出ていけ」のストロングスタイル一本槍で生きていくのは楽だよね。角を矯めて牛を殺すことになるということが言いたいのだけれど、あなたが死なないために私の角は根こそぎ削り取られて、瀕死だということも頭の片隅にとどめ置いていただければと思う所存であります。