un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

解けないとんち問題〜自己開示と自己主張の狭間とは

生理初日。朝5時まで口論。1時間睡眠でなんとか無事に子ども達を登校登園させる。もう死にそう。

きっかけは夕飯の提供が遅いこと。19時過ぎに食べ始めたのが気に食わなかったらしい。もう少し時短して早く子どもを寝かせて、深夜の時間帯の妻の家事と副業の時間を確保しろ、という話。

そこから、そもそも子どもへのしつけが不徹底で、そのために寝かしつけの時間が遅延している、という話に展開。ちゃんと決まった時間に決まったことをさせたら就寝時間が22時近くになるわけないとのこと。

さらにそこから、子どもを何かの方向へ導くときの声の掛け方が悪いという話に発展。頭ごなしに言うのではなく、どういうお姉さんになりたいか、例えば6年生の〇〇ちゃんだったらこんなことするかな、とロールモデルを心の内に描かせて望ましい行動を促すなどいろんなテクを駆使しろと。

話の結論としては新居にまつわる事務的なやりとりが立て込み、梅雨で洗濯物の回転が悪くなり、次女がイヤイヤ期で手を焼くようになり、多忙感とフラストレーションが爆発したということ。家事育児の分担に不公平感を募らせている。クオリティもイマイチ。とのこと。ただ分担の見直し自体はしない。仕上がりにこだわりのある作業を外注して期待はずれだった時の落胆の方が避けたいようだ。私の役割は子どものコントロールと妻へのいたわり。

一旦そこまで話して時刻は23時。その後風呂に入り、溜まった皿洗いを片付けようとして、家事のお供にとテレビをつけたところを見咎められる。

「なんやちっとも反省しとらんやんけ、そこは娯楽を挟まず殊勝の黙々とやるところやないか。こっちは余暇が微塵もないっつってんのに、何息抜きしてくれちゃってんのよ。」

迂闊に逆鱗に触れてしまい、朝までコース。就業時間前倒しして帰宅して家事をやれとか無理難題を突きつけてきたり、「〇〇の担当変わるよ」「負担を減らせという話じゃない」しばらくして「一回断られたくらいで引き下がるなんて本気で妻の負担を緩和しようと思っていないただのポーズだ」というハメ技、を決めてきたりする。

その後、「自己開示はしろ、ただし自己主張はするな」というとんち問題で不毛な3時間ほどを費やす。この差がわからないなんてほんとコミュ障、となじられ続けたが、わたしは一休さんではない。