un deux droit

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親の子離れは遠からぬうちに

次女(3歳)がオムツ卒業を迎えた。長女の誕生から丸7年、毎日繰り返してきた役割が唐突に終わりを告げ、ほんの少しだけ寂寥感を味わっている。オムツの出費もばかにならないし、早く卒業してほしいと常々願っていたのに、虫のいい話だと思う。成長してほしい思いと、役割が終わる切なさという相反する感情はこれからもただ味わい続けるのだろうなぁ。

時を同じくして、子どもの自立心を阻まないようにと、子どもとの遊び方で一定の距離を置くようにし始めた。今までは砂場でも公園遊具でも一緒になって楽しんでいたが、周囲を見るとそこまで一緒になって遊んでいる保護者はいない。一緒に遊び相手してあげる方が子どもにとって嬉しかった記憶になるだろうと思ってのことだったが、あんまりべったり遊びに付き合うのもかえって執着しているみたいで子どもの成育に悪いような気がしてきたのだ。
子どもの遊びにあまり付き合わず、ベンチで座っている時間を徐々に長くしてみたところ、最初は一緒に遊びたがって淋しそうな様子だったが、徐々に姉妹だけで遊び始め、長女が上手く遊び相手をしたり、それぞれで自分の世界に入って夢中に遊び始めたりと、私の手を介さずに楽しむ術を見出している。山本五十六の「やってみせ」3番の境地に少し近づいてきたようです。


『やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』