ようやくオリンピックが終わった。福岡県は情勢的にはとっくに緊急事態だが、国としてはオリンピックの最中に緊急事態宣言は発表できないのか放置されたまま。とりあえず行政に管理されてるものは屋内外問わず片っ端から封鎖されて、完全自粛モード。ワクチンも当然打てていないので、8月入ってから念のため自主的に完全在宅勤務していたのだが、悪い意味で予見通りに感染拡大してしまった。これについては杞憂であって欲しかったけど、結果的にはバッチリブロックした形となった。
オリンピック開催前には、都内の1日感染者数が1000人になるとか2000人になるとか言われていて、それでも多過ぎてパニックになると思っていたのに、それをあっさりと上回る感染者数を叩き出してしまい、もはや感覚が麻痺してしまっている。4000〜5000人でむしろ安定していて倍々で増えてるわけじゃないからセーフ、くらいの鈍感さである。もはや報道機関も信用ならず、報道されてないだけで黙々と着々と死んでる人は増えてるのではないかとすら思う。コロナ罹患者の死者は少ないかもしれないが、病床0のとばっちりをうけて別の傷病で死んだ人はカウントされないまま積み上がっているのではないだろうか。ほとぼり冷めた頃に「コロナ関連死」としてこっそり勘定誰かしてくれるんだろうか。
とりあえず私自身は政府やIOCの思惑に踊らされず、オリンピックに浮かれることなくきっちり無視して距離を置くことに成功できた。幸い菅さんの支持率もきっちり低空飛行で、日本人にも最後の良識はあるようで頼もしい限りである。個人的にはむしろここからが開幕。日本の舵取りがどうなっていくのか激動する様が楽しみだ。
