un deux droit

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この世の楽園

今週のお題「感謝したいこと」

私に福岡という土地に転換させた常務(当時)に感謝。常務からすれば厄介払いのつもりだったのだろうけれど、これほど自分のマインドに適合する素敵な土地はそうはない。仕事の刺激や活躍の機会は無くなったけれど、それを補ってあまりある文化や自然の豊かさを思う存分享受している。
金銭的な話は無粋だけれど、都内で暮らす高級取りでブイブイいわせているような大学同期の生活水準を参照すると、東京都内で同じ水準の快適な暮らしをしようと思えば1200万〜1500万くらい必要なはずだ。
いや、そりゃフィリピンに住んだら物価安いよなみたいな話じゃん、とその友人は言う。物価が安いのは価値の低い証拠だと。生活水準とお前の市場価値は間違いなく下落してるんだぞと。私はそういうことを言わない人間になれて本当によかった。きっと彼にとっての東京は金銭的な指標で測れるものしかないのだろう。絶対そんなわけはないと思うのだが、そのような視野狭窄に陥ってしまうのが東京の悪いところだ。金銭的に豊かな暮らしを送りながら、金銭的側面以外の豊かさの重要性を見失わないで済むちょうど良い田舎っぽさが福岡の絶妙な魅力だ。
コロナのおかげで仕事のオンライン化が進み、物理的な場の制約がほとんどなくなった2020年、福岡に住むアドバンテージはますます強固になった。福岡が天下の時代に突入している。当社はコロナを機に全国転勤がなくなり現地採用にシフトしたので、もうこの会社ではどれだけ望んでも会社の金で福岡転勤は望めない。転勤が当たり前のうちに終の住処と巡り会えて本当によかった。育休を2回とって転勤のタイミングをことごとくはたき落としたことがここで活きてくるとは。本社からの監視も緩く、在宅勤務が当たり前になって実質3時間勤務くらいで正社員の給料を頂いている。半不労所得。空いた時間は家事やランニング、読書など、もう余生を過ごしているといっても過言ではない。若年性のボケにだけ気をつけないとな。