un deux droit

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東京1年目を支えてくれた曲たち

今週のお題「わたしのプレイリスト」

最近は滅多に音楽を聴くことはなくなった。しっかり聞き込んで心の支えにしていたのは20代の半ばまで。将来の先行きもわからず精神が不安定な割に、時間だけはたっぷりあって気持ちを紛らわせることもできなかった。
最も精神のバランスが崩れていたのは社会人1年目。見知らぬ土地、見知らぬ人々。「東京で暮らす」というスタンプを自分の人生に捺すためだけに行ったようなもので、現実の東京はろくなもんではなかった。
狭すぎる部屋、混みすぎの電車、不味すぎる飯。金曜夜には必ずホームにある吐瀉物。エレカシに憧れて住んだ赤羽は1人で楽しむにはディープすぎた。自分は一体なぜここにいるのだろう。営業で散々乗った中央線の車内で、音に縋ってなんとか日々をやり過ごしていた。学生時代まで聴いてたミスチルやスピッツは荒んだ心に沁みなくなって、もっと毒性の強いものをもとめていた。今では当時を思い出すからあまり再生したくないけれど、お世話になった曲たちなので供養したいと思う。


◆エレファントカシマシ
四六時中アホみたいに聴いてた。精神安定剤。あげたらキリがないので5曲に厳選。

・sweet memory
個人的赤羽徘徊テーマソング。
・ガストロンジャー
これ聴きながら出社するなんて何しに向かっていたのだろうか。
・化ケモノ青年
労多くして実り少ない営業活動の毎日を自嘲的に捉えていた。みんななぜこんな生活を平気で過ごしてんだ?
・旅の途中
終わりと自分が決めるまで終わりじゃないぜ。
・友達がいるのさ
普段感じることのできない友人の存在は、この曲で妄想して補っていた。

◆the pillows
完全に故郷へのノスタルジー。
なんとか道民として東京に一矢報いてやるという気力がある時に聴いてた。染まりきらないぞ、と。
ひねくれた戦闘曲。

・PIED PIPER
真正面からぶつからずスカして行くぜという半反骨心。
・NEW ANIMAL
飛び込み営業で開き直る時に。
・スケアクロウ
しみったれた自分を肯定したい時に。
・Smile
クタバレニンゲンドモ!!たまには発狂もするさ。
・この世の果てまで
ただただ最高の一曲。

◆斉藤和義
雨の日専用。東京に住んでいるなと強く自覚するための栄養ドリンク。

・tokyo blues
酒飲んでないのに飲んでる気分になれる。やぶれかぶれだぜちくしょう。
・FLY~愛の続きはボンジュール!
そしてそのまま昇天。
・Hey! Mr.Angryman
人を信用できなくて傷ついたときに。
・君の顔が好きだ
東京は動物的に生きた方が楽なのかもしれない。
・僕の見たビートルズはテレビの中
都会の喧騒に脳内で冷や水を浴びせたくなった時に。

◆フジファブリック
一曲一曲にのめり込むというより、脳をシャワーする感覚で浴びてた。

・Laid Back
ナーナナーナナナナーナーナーレイドバッレイドバッ
・Sugar!!
ぜーんりょーくではしれー
・バウムクーヘン
子供っぽく拗ねてる気持ちをどストレートに。
・笑ってサヨナラ
当時の彼女が寝取られた時にしばらく聴いてた。
・赤黄色の金木犀
当時の焦燥感がサビ前の加速とシンクロする。
 

どうもお世話になりました。