un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

妻の攻略本

①妻は私に興味がない。だから私が考えていること、私の興味関心の向くところ、私の価値観を聞かされることは全て不快である。これらに該当する内容の発話をしてはならない。

②妻は「対話が足りない、対話を望んでいる」と言う。しかし、①により、話せるテーマは必然、妻の関心事に限られる。具体的には、妻自身の人生、子どもの将来、家のことなど。「私が何を考えているか」ではなく、「私が妻に対してどう思っているか」だけが聞きたいのだ。これは「対話」という一般的な意味だけを想起したときにトラップとなる。ゆめゆめ気をつけなければならない。

③妻は、私の自己開示が足りないと言う。しかし①により、私が本当に何を考えているかではなく、私が生活に満足していること、それが妻によりもたらされていることに感謝していること、これだけを反復して耳にしたいという意味であることを忘れてはならない。私に許されているのは肯定と感謝だけである。

④妻は、私の意見はないのか、全ての意思決定が妻任せでないかと言う。しかし①により、本当に私の望んでいることを聞きたい訳では無い。これは、妻の考えが本当にいいと思っている事の賛同の意が不足しているという意味である。どっちでもいい、どうでもいいというふうに気持ちが入っていないことがバレている。気合を入れ直して妻と向き合わなければならない。