un deux droit

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好きの反対は嫌いにあらず

月初に大きく衝突してからは小康状態が続いている夫婦関係だが、それでも毎日何かしらのダメ出しがあり、ほんのりと削られる毎日である。

どんなことでも報告しろ、報告はLINEに残せ、と言うのでどんな些細な報連相もまめに連絡するようにしているのだが、今日は「なんでこんなこといちいちLINEして来るん、帰ってきてから口頭でええやろ」と手のひらを返してくる。そっちが口頭だと忘れるし言った言わないになるしでもっと密に文章コミュニケーションを取ろうと言ったのに、ワガママがすぎる。

妻が提起する家族の予定について「うん」と相づちを打って合意したと思った予定があり、その予定を前提で動いていたのに、妻から「ちゃんと承諾の意思表示をされなかったから保留に見せた拒否だと思っていた」との連絡があった。妻としては「うん」だけでは、「その話を受信しました」「既読」という意味にしかならず、予定を受諾したステータスにはならないのだとか。もっと「いいね」とか「そうしよう」のような前向きさが必要で、それは自然のままでは出せないことだから努力して表明しようとする意思が必要なのだとさ。

こういうすれ違いが山のようにあり、そのいちいちに突っかかってくるので心がついていかない。もうどっちでもいいから早く話を終わらせてほしい。
感情的にしこりはまだあるし、二人の生活に白けてもいるし、妻の人生に関心もない。しかし無関心は妻が先に始めたことで、関心を払われない人に関心を払い続けることの虚しさに絶えられなくなった。