un deux droit

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妻の看病で休むのはアリか?ナシか?

子ども二人は平熱に戻り、無事それぞれ出勤。妻だけが38℃台の熱でダウンしている。3人ダウンよりは随分状況改善したので終わりが見えてきた感がある。あとは私が感染して元の木阿弥にしなければよいだけ。

ふと、子どもの看病のときは平気で休んだが、病人が妻だけになったからといって平気な顔して出勤するのってどうなの?と思った。ほぼ寝たきりの症状で苦しんでいて、軽食を摂るのも難儀しているくらいなので、健常な大人がケアしたら随分助かるのは歴然としている。しかし、言うても大人やし、、熱あるくらいなら自分で最低限のことできるよな、、とも思う。自分だったら自分の発熱くらいでいちいち休み取られたら重たい、、と感じる気がする。しかしその感覚も今風邪引いてないからで、病人で気弱になったらもっとパートナーを頼りたくなるかもしれない。

うーんわからん。と思って「妻の看病 欠勤」でググると、思ったのと違う意見のオンパレード。大人の病気のときにどこまでの看病を人は喜ぶのかなぁという平均値を知りたかったんだけど、そんなのを論点にしている議論は皆無だった。

議論の多くは「私(妻)が熱なのに、子どもの世話もさせられた。夫は休んてくれなくてひどい」とか「家族の風邪の看病くらいで休むなんて職業倫理に欠けている」とか「いやそれは休ませたれよ…」って話ばかり。冷たい世の中、、もっとビミョーなケースの議論を読みたかった。というか仕事か家族かというトレードオフの話はしてない。家族ファーストは当然の前提として、その上でどこまで労られたいか、という話がしたいのに。「仕事(収入)あっての家族ですからね」とか知った風吹かせた意見があったけど、仕事はいくらでも選べるけど家族は一度決めたら簡単に選び直せるもんじゃないのよ。家族あっての仕事だよ。家族と離縁してしまえばあんたの収入をあてにする人はいなくなる。それでも仕事が大事?そう言いたくなる。

自分のような悩みを抱える人間は日本にほとんどいないことがわかった段になり、妻から「いつまで家をほっつき歩いてるの。子どもが回復してようやく一人になれたんだから、気が散るからさっさと出てって」とお達し。私のごく個人的な悩みの答えは最初から妻だけが持っていた。夫婦のあいだのことなんだから、夫婦さえ納得していれば、いくら世間の平均値と離れていても問題ない、という大原則に改めて立ち返った。

結論。「妻が望む場合に限り、躊躇なく仕事を休むべし」