un deux droit

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宝くじの私なりの意味

宝くじは今年も外れ。3000円でなにか当たると思うほうがおかしいが、さりとて30万でも何も当たらないだろうから買うほうが頭がおかしいんだろう。ただ万が一のことをあれこれと妄想する時間が楽しいのだ。脳内で再生される映画のチケットみたいなもんだ。どれだけ少額でも買わないことには妄想ははかどらない。もし◯億円あたったら?という非現実的な妄想は、自分の人生これでいいのか?という自問自答をするのに役立つ。投機無しで空想できる人間は賢人だが、私は凡人なので金を捨てないと空想できない。ただそれだけ。

自分の人生に何が不満があるというわけではない。家庭を築き、子をもうけ、家を建て、当面の仕事に困っていない。ただ、無課金で頑張れるアカウントの強化としては、このあたりが頭打ちだなと感じている。もちろん無課金勢でもコツコツ投資したり、ポイ活なんかをして少しでもいい暮らしをしようと勤勉に生きているアカウント(人間)もいる。ただ、その横を重課金アカウントが次々と爆速で走り抜けるのを見て、一抹の虚しさを覚えたりもするのだ。

人生は無課金勢も無課金勢なりに楽しめる設計にはなっている。でも、キャラも武器も限界突破しきったアカウントとたまに出くわして、私の苦戦するボスを瞬殺しているのを横目に見ていると、これ同じゲームですかと言いたくもなるのだ。リセマラしたアカウントで人生をリプレイしたら、今より幾分は新鮮な要素が加わるだろう。喉から手が出るほど欲しくもないけど、そうなったらそうで数奇な人生となるかもしれない。そうでないかもしれないけど、それはなってみなければわからない。