un deux droit

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別居Day1

今日のカプセルホテルは本当に最高だった。でも毎日3000円はちとキツイ。残金10万円くらい。私のお金のほとんどは家計に突っ込んでいたので最低限のお金しか持っていない。ということで取り急ぎ格安アパートを押さえる手はずを整える。家賃25000円。敷礼無し。新築一軒家から築40年のボロアパートへの転落を人は嗤うと思うけど、今の自分にとっては妻と別の空間にいられるというだけで極上のオアシス。ホームレスでないだけはるかまし。雨露しのげれば何も怖いものがない。ありがとう格安物件。この際事故物件でも構わない。なんせこちとらすでに事故った身なのだから。これで給料日までしのげればとりあえず死にはしないだろう。

長女はそろそろ小学校に登校しているころだ。朝ご飯を取り、ちゃんと一人で歩いて行っただろうか。次女はぐずるだろうな。でも時期にこの生活に慣れるさ。人間そんなに感傷的でない。だって半分は妻の血なんだから。さばさばしたもんだよ。

今日家が決まることはないだろうから、当面の衣服や日用品を取りにいかねばだな。玄関先に打ち捨てられて雨ざらしになってそう。