un deux droit

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深夜の追い討ち

午前2時半。妻の説教が終わったと思ったら、今度は3歳になる次女が珍しく起きてきた。「ねむれない」といってふとんに潜り込んできて「おしっこした」と言っておむつ替えをせがみ「おなかすいた」と言って今牛乳とみかんゼリーを優雅に食している。「何でこんな辛い思いしてんだろ」と哀しくなるが、こうやって深夜の子どものわがままに対処している男親なんてそうそういない、なんて立派な父親なのだと自分を奮い立たせて歯を食いしばる。妻は説教のたびに「あんたは父親として自覚が乏しい」と貶めてくるけれど、人格攻撃には屈したくない。子どもが「パパだいすき」と言い続けてくれるのが唯一の心の支え。次女は寝ることなく遊びに移行した。眠いよ…