un deux droit

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腐れ常連からの卒業

今週のお題「〇〇からの卒業」

「嫌なら買うな。他所に行け」

そう言い放ってやりたくて仕方のない案件にここ2週間手こずっている。
受注の最終局面になって顧客が見積もり内容にごねて、発注がペンディングになっているのだ。
料金体系のここが納得いかない。どうにかしろの一点張り。長い付き合いなので、一応社内でなんとか融通利かせて特例のプランを用意してやったがそれでもなお引き下がらない。他社はこう言ってきている、こういう価格設定が合理的だ、などとあの手この手を使って値引きを仕掛けてくることにうんざりしている。

相手方は、結局こっちが仕事を欲しいのだろうと足元を見ているつもりなのだろうが、私は全然欲しいと思っていない。実際にこっちがそれなら残念ですが今回は縁がなかったということで、とあっさり引き下がろうとすると、おいおいちょっと待て、と慌てふためく。結局他所では買えないんだろ?足元見てんのはこっちなんだよ。価値を認めているなら黙ってこっちの言い値を払えよ。

私はこういう不毛な交渉に嗜癖している輩がどうにも受け入れられない。なぜ最後は自分の言い値で買えると信じて疑わないのか。相手が正当だと思って出してきている値段を踏み倒してその後お互いに気持ちよく仕事ができるとでも思っているのか。しかも大概そういうことをするのは押しも押されもせぬ大手企業。金なら潤沢にあるだろう。値切ろうと定価だろうと余裕で支払う能力があるので、結局値切ること自体をゲームとして楽しんでいるに過ぎない。そんなんだから私も話に乗っからない。これが弱小中小零細企業ならむしろどうにかして貢献したいと協力する。本当に支払い能力が貧弱だから。営業はこういう無理筋のわがままを言ってくる顧客をなんとか宥めすかしつつ、ちょっと色つけて気持ちよく買っていただくのがプロのやり方、みたいな風潮が未だにあるが、百害あって一利なしの慣習だと思う。これ以上ツベコベ言うならいよいよ時間の無駄なので引き上げよう。気持ちよく仕事ができる人とだけやりたい。