un deux droit

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無茶振りの方が楽な時もある

来週末にセミナー講師の依頼が入った。

初めての顧客。ニーズも不明瞭。組織風土や対象者についても情報は乏しい。しかも3時間のカリキュラムを2時間でやれとのオーダー。それもワークショップ型のやつ。自分のしゃべりだけなら1時間の割愛は可能だけど、受講者で議論させる部分が肝の研修でどうしろっちゅーねん。

と、文句を言いつつ、こういう雑な仕事は案外悪くないとも思っている。十分な時間的余裕と完璧なお膳立てをいただいてやる仕事の方が、遊びがなくて窮屈だ。95点も許されなければ120点も求められていない。期待通りのぴったり100点を叩きださなければならない。そっちの方がかえって緊張感が高く胃に悪い。

悪条件であれば細かいところにこだわっていられない。枝葉を大胆に伐採して芯のみをズドンとえぐりぬいたような仕事。荒削りだけど顧客に刺さるインパクトと影響力はでかい。

そんな仕事にしたいと来週を楽しみに準備を進めよう。