un deux droit

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Amazonが想起させる肩叩きの未来図

我が家はAmazonプライムを契約しているのだが、昼前に発注した品物が夕方に届いた。その差約6時間。もはやちょっとしたルームサービスだ。
こんなに顧客の都合に合わせて配達しても採算が取れるのが信じがたかったのだが、逆に言うと一般的な商品の価格には相当分モノを売るまでにかかる費用が含まれているのだなとしみじみ思う。
自分の会社に置き換えると、商品の原価3割で5割が販管費、1割が利益という感じ。ホームページに掲載したりメルマガ出したりといった広告を制作する人件費と、顧客のもとに直接通って宣伝する人件費だけで販売価格の半分を食い潰している。その販売努力がほぼなく、Amazonに商品登録しておけば顧客側が勝手に見つけ出して支払いまで済ませてくれるんだから配送料くらい面倒みるわ、となるのかな。
自分の仕事の大半が仕組み化されていないことによって残存しているという危機感を改めて感じる。価値を生む時間をもっと確保しなければならないな。