un deux droit

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自画自賛というより自己洗脳

昨日、小2の娘が持ち帰ってきた広報紙。

ん?
んんん??????

アンケートというのは、回答者の人数と属性の分布、そして回答形式(匿名か否か)をしっかり確認しないといけないですね、という事例。
教員がPTAに否定的な回答をするメリットがないし、PTAの会長副会長まで上り詰めた人が自身の役割や自身の所属母体をいまさら自己否定するはずもなく。
社長に「この会社って必要ですかね?」って聞いて「ぶっちゃけいらねー」って答えるような会社はすぐにたたんだ方が良いでしょう。
とはいえ、印象操作を仕掛けるにはちょっと雑で露骨すぎるので、純粋培養のお花畑脳なのかもしれない。

PTAにかかわって3か月程度だが、活動自体にまるきり意味がないとまでは思わなかった。ただ、やると決まっている活動と、その活動をどうやって実施するかを検討するための時間と、役員の任期とがまるでかみ合っていなかった。いつの間にかくじで決まり、何をやるかの詳細もしめされないまま役割があてがわれ、とりあえず来いと言われた会議に顔を出し、そこで初めてその役割が昨年までどんな取り組みをしていたかを知り、その場で意見やアイディアを求められるという無茶ぶり。当然みんな黙っているから、結局前年踏襲するしかなくなる。一年やってみて、そもそもこれ何のためにやるんだろね、もっといいやり方あるよねとノウハウがたまったころに任期が終わり、次の期はまたまっさらな状態の親御さんが一から理解するところから始めるという破綻したシステム。怠惰や気遣いから前年踏襲しているのではなく、前年を理解しているうちに任期が終わるので振り返ると踏襲するよりほかなかったという状態になっている。何年もPTAをやる奇特なプロ保護者も数名いるにはいるが、それだって全部の委員会の詳細までを網羅的に把握まではしていないはずだ。

専任でできるくらい時間のある保護者がどんどん減っているのに、活動の種類や量だけは減らさないできたために、一つ一つの活動の形骸化が著しいPTA。見直せる余力のあった時代はとうに過ぎ、今はゾンビと化して徘徊している。どうすんのこれ。