un deux droit

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博多区住吉「煮魚少年」

本日のランチ。サバの味噌煮が売りということで、前々から行きたいなと思っていたお店。
2日間じっくり煮込んだおかけで、味が染みまくって、骨ごと食べられるという触れ込み。
いざ実食。
うむ、確かにうまい。
しかし感動がない。
なぜだろうと思いながらしばらく食べ進めていると、
「これってサバ缶の味とそっくりじゃね?」
ということに気づいた。

しっかり煮込んだおかげで、余計な水分や油分が抜け出てしまっている。
旨味は凝縮されている一方で、少しパサついた印象。
仮に新鮮なサバで作っていても、ここまで煮詰めてしまってはもはや多少の鮮度の差は判別できない。もはや保存食の域に達している。
長く煮込めばいいってもんでもないんだなということを学びました。

ここは好みのわかれるところだな。本当にサバ缶と食べ比べたら全然違うモノだろうし。
個人的には骨ごと食べれなくて構わないので、もう少しあっさり煮たくらいで活きの良さが感じられる脂気と柔らかさのある味噌煮が好きです。