久々に読書中。
事件名だけは知っているが、実際のところ何も知らないので、真山仁の執筆ということもあり読んでいる。
ロッキード事件とは田中角栄がロッキード社から賄賂をもらって、その見返りに航空機を購入したという話だと理解している。しかし一つ一つ因果関係を紐解いていくと辻褄の合わないことが次々と出てくる。そして公判中の角栄の病死により事実の検証は実は有耶無耶なままなのである。
レビューによると類似本は腐るほどあるようだが、どれでも構わないから読んでみる価値あり。道理が引っ込むメカニズムは味わい深い。
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今週のお題「読書の秋」