un deux droit

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不自由の裏表

一昨日、社内外の有志で作る新規事業の初回MTをした。優秀な人が面白がって参加してくれたのはいいが、どうしても評論家にとどまり、有益なアイディアは拾えず。今のところパワポで30枚程度の構造だが、計画を読んだステークホルダーが同じビジョンを描けて、参画したいと思える内容まで作り上げると多分120枚くらい必要だなという目算だけはたった。
プラン磨き上げのため、本業の仕事は出来るだけ現状維持以外のことをしたくないのに、お客さんからの問い合わせは尽きないし、在宅中は妻の長話に付き合わなければならない。子どもも無限に構ってちゃんだし、やって欲しいことはいちいち指示しないと動かない。家事も尽きない。雇われて、家庭を持つ、という生活は、ただ生きるだけならさほど不満がないものの、何か新しいことを始める、チャレンジする、となった時は足枷になる。会社の協力を取り付けて就業時間にやればいいのだろうが、そうなると会社に事業成功の暁には旨み部分を全部召し上げられることを許す羽目になる。なかなかあちらが立てばこちらが立たずで悩ましい。
この因果の皮肉なところは、事業を興そうという着想の種は家庭生活の内にあったということだ。結婚もせず子どもも持たずでは自分の世界が開かず問題意識も刺激されなかった。不自由の中にイノベーションがある、でも不自由さ故に花開かせる上での困難さがある。なかなか人生よくできておる。