un deux droit

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不満を抱く気力

社内の気のおけない中堅層でグループチャットを設置しているのだが、そこでの書き込みが随分と荒れている。経営陣・管理職が如何に能無しで愚劣か、実にさまざまな見地から検証されている。知能の低さ、私生活の乱れ、パターナリスティックな価値観、視座の低さ。よくもまぁこんな極悪人が世に蔓延っているものだと感心する。
私は福岡に在籍していてほぼ在宅に切り替えているので、東京で発生しているディストピアからは自由な身である。直接的な被害がないのもあるけれど、最近会社に対して不満に思う活力が湧かない。チャットで「あんどうさんどう思いますか?いつもの勢いでぶった切ってくださいよ」とけしかけられるも、どうも全盛期のような苛烈で容赦ないワーディングが浮かんでこない。憎しみのガソリンがどうも足りない。
思うに、もう彼らと私はなんの関係もない、というところまで気持ちが切れちゃったのだろう。嫌なものは無視すればいいし、それで首にするならどうぞ。負の感情が湧く前にシャットアウトする。そうやって自己防衛する癖がついたのだ。
そんな白けた態度の要因は間違いなく家族との生活にある。ほぼ毎日叩きつけられる妻からのバッシングに晒されて、心が乾いてしまった。私が過去に経営陣に向けて放った刃は全く違った形で私の胸をも貫いた。人はそんなに批判に強くない。批判したところでより頑なになって事態は好転しない。これは批判される側に回って気づいたこと。批判じゃなくて議論。議論の前には相手への好意と敬意。それが私を批判する相手に心底求めたいものだ。批判したくなった時、ただ相手をこき下ろしたいだけならまだしも、真摯に改善を求めたい場合は、結果を得るためにマナーを守ろうと思う。