un deux droit

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後天的アスペルガーだと信じたい

un-deux-droit.hatenablog.com

約一年前にこんな記事を書いていたのに、真面目にアスペルガーとして振る舞うのを怠っていたら、先日妻からの落雷が落ちた。2日間の存在無視。会話なし。必要なものは投げつけて渡す。そんな非人道的行為を執拗に続けてきた。

妻の神経過敏と大人げない態度に付き合ってられず、「やっとられるか」と離婚届でも取りに行こうかと思ったけれど、そうすれば子ども達はこの母親のもとで純粋培養されることになる。そんな人造人間を世に放つ訳にはいかない、と私が持つ社会的責任の最後の切れ端で踏みとどまる。

「あなたの気持ちにより添えなかった。申し訳ない。家族が大事。できれば関係を修復したい」とLINEを送ると、妻より「アスペルガーとしての障害を自覚し、人に迷惑をかけているのだと謙虚になり、直せるところは直せ」という趣旨の長文の返信が届く。本当に私がアスペルガーならおそらくこのような謝罪と歩み寄りはしないはずだがその点は都合よく無視されたようだ。

後に、推薦図書として以下の本のリンクが送られてくる。

虚心坦懐に読めば、私はこの本に出てくる旦那さんの性質を水で薄めたような傾向は持ち合わせているなとは思った。軽度のASD受動型、と認めてもいいかもしれない。しかし、気になるのはどちらかといえば妻側(作者)のほうが私の妻に似ていること。作者は話のわかりやすさのためか夫の被害者というスタンスを頑なに保っているが、性格はかなり苛烈(自分ではリアルには描かないだろう)なようだし、馴れ初めはASD受動型の特性を知らず知らず気に入って結婚を選んでいる。つまり支配操作しやすい男を好んでいる。ASD受動型の病質に惹かれる女性側の病質もあるということ。喧嘩両成敗というかどっちもどっちという感じがする。結局女性側も思い通りにならない男とは破綻を繰り返して来たようなのだから。

私は元々ASD受動型の病質を持ち合わせていたのかもしれない。それはこの際認めよう。しかしその病質を助長・悪化させたのは間違いなく妻の影響だ。友人との連絡を取らなくなったのは妻の束縛性質のせいだし、何でも言うことを聞くのは言うことを聞かないと暴力に訴えてくるからだ。時間の拘束も多いので趣味も手放し新たな関心を持つ意欲も衰えた。結果的にはよりわかりやすくASD受動型的人間になったので、もうそれを言い訳にしてこれから生きていこうと思う。

こういう女性との離縁を選べないところが、唯一先天性のASD受動型的病質かもしれない。