un deux droit

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夫=大きい長男問題

これは自分への反省も兼ねて書く。
妻は私の生活における様々な不手際の羅列に心底うんざりしている。

「どうして我が国の男はこんな未成熟な状態で社会に放り出され、しかも平気な顔をしていっぱしの成人面しているのか」
と、私の実家を含めた大半の日本家庭の教育の不備と、それを許し続けてきた日本という国の不健全性を日々嘆いている。

指摘される項目は我ながら情けないレベルで、使いっぱなし、つけっぱなしなど、「ぱなし」の話が非常に多い。脳に何らかの欠損でも疑いたくなるくらい同じ過ちを犯している。

この圧倒的な未成熟問題が、男性の育休取得を阻んでいると言っても過言ではない。夫のやることにいちいち不備があるから妻としてはもう自分でやるからいい、と匙を投げたくなる。
輪をかけて厄介なことは、多くの男性ha指摘されるとすぐ不貞腐れるという幼児性も兼ね備えていることだ。そんなに言われたらやる気がなくなる、と。女性に言われるのが嫌なのか、指摘される内容に納得がいかないのか、そのどちらもなのか、理由をつけて簡単に仕事を放棄する。これが会社の業務だと投げ出さないのだから、家事か妻かいずれか、あるいはどちらもを侮っているのだろう。
昨日参加した男性育休セミナーでは「夫育てを諦めないで!」というメッセージが組み込まれていて、参加者が「うん、そうだそうだ」と頷いていたが、馬鹿にされていることにも気づかず同調している男どもに気持ち悪さを感じた。自分だって全然できていないが、それは恥ずべきことであるという最低限のバランス感覚はある。この後に及んでまだ男性を甘やかしていても仕方がないので、かけるべき言葉は「こんなことも満足にできないなんてダセーんだよバーカ」でいいと思う。