un deux droit

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そうならば天寿ってことで

また熱がぶり返してきた。

いい加減しつこいなぁ。

ポカリも飲み干したよ。

細菌の増殖と、白血球の討伐が釣り合っていて、なかなか決着のつかない泥仕合って感じ。

コロナでもインフルでもないただの風邪ならば、自分の免疫機能がポンコツになってるんじゃないのか?現に、家族の誰にも移ってないじゃないか!!


ふと、白血病の可能性が頭をよぎる。
馬鹿馬鹿しい。そんな確率低すぎる。
白血病かもしれないので血液検査をしてください、なんて自意識過剰すぎて言えない。

それに万が一白血病だった場合、多大なお金をかけて、下手に治療されて治ったとて、再発の恐怖と生きていかなければならない。そしてなんやかんや今の仕事は続けられなくなって家庭のお荷物になる。

それよりは通院を遅らせてさっさと末期まで行ってぽっくり死んだほうがローンもチャラになるし生命保険も振り込まれる。生き延びるのと死ぬので天秤にかけたとき生き延びるほうが全然優勢じゃなさそうなことが虚しい。取りあえず今日も放置。


仮に私が死んだとして、子どもは当面哀しむだろうが、妻は哀しまないだろうなと思う。厄介な事態が発生した、しかし最悪の事態ではない、こういう状況ならばそれはそれで適切に処置を施さねばならない。そうやって冷静かつ懸命に問題を片付けていくだろう。それが心強い反面、私がこの生活に執着を持てなくなっている最大の要因でもある。自分から騒ぎ立てて強制終了はしないものの、自然に消滅するならそれはそれで。

こういう虚無感を抱えて生きていく人生は、若い頃は想像できなかったなぁ。