un deux droit

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逃走中、終了のお知らせ

出戻ってきました。お騒がせし、またご期待に添えず申し訳ありません(何の)。


新しい家の審査を依頼した昨日。家決めた、鍵はコレコレの手はずで返すとLINEしたところ、数時間後に電話が来た。


「正直に言って困ってない。あなたがいなくなって家庭は平和になり、何事もなかったかのように過ごせている。子どもも楽しそうにはしゃぎまわっている。あなたがやっていたぶんの家事もこなせる。あなたがやっていて自分の思ったとおりにならないこと、それを伝えて気分を損ねられることのストレスがない分楽かもしれない。」と大変正直な吐露をいただく。

「けれどそれが良くないのかもしれない。あなたのやったことを当たり前と思い、ありがたく感じず、特別なことと思わないこと。私にとっては本当にごく当たり前のことで、特に大変でない。でもこれが大変で、一生懸命労力をかけて、それでも私が小手先でやるよりうまくできない人がいることも理解はする。そしてそういう人が大半なことも。その大半の普通の人からすれば私の態度は不遜で、神経質で、自尊心を傷つけてしまう。そのことに無自覚だという自覚もある。これまでも特に男性があなたと同様に傷つき、張り合い、遠ざけていった。でもどうしたらいいかわからない。」

そんな率直なやり取りをポロポロと取り交わす。何を解決するでもない、どこに向かうでもない時間が流れる。

「必要かと言われたらそうでもないし、いてほしいかと言われたらいなくてもいいんだけど、家族だとは思ってる。家を決めたとLINE来たときに家族だと思ってたのは自分だけかと失望したけど、私のこの態度があなたにとっては『お前は家族でない』というメッセージになっちゃうわけで、あなたの世界観では先に突き放したのは私で、気の毒なことをしたなとは思ってる」

妻にしては最大限譲歩した、和解の合図をもらった。

自分も言いたいこと言ったし、何も解決してないけれど、言えてスッキリしたらどうでも良くなったので、やっぱ帰りたいと伝える。

最終判断を下すときは、一旦距離をおいて、時間をあけて、冷静に話あってから決めよう。そう取り決めて今帰路についている。この判断が良かったのかはわからない。この判断が良かったと思えるように頑張りたい。