un deux droit

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全身全霊で空気を読まない

今日も妻の機嫌が悪い。どうせ排卵日。子どものちょっとしたわがままにすぐピリピリしている。
妻の機嫌に振り回されるのことに飽き飽きしたので、自分は思いっきり余裕たっぷりにご機嫌で過ごしてやった。空気に呑まれない。自分は自分の過ごしたい空気感の中で過ごしてやる。子どもからするとカオスな空気感だったが、閉塞感はなくなり、わりあいごきげんな感じで登園していった。
妻も妻で、ある意味イライラを完全無視されたほうが気が楽だったようで、その後気分を立て直していた。今日は一日ハッピーな空気感で仕事できそう。

ふと思う。大物だなぁと感じる人は自分の独特の空気感や間合いを持っている。カルビーの会長をやってた松本さんとか、ライフネット生命の社長をやってた出口さんとか。場が緊迫していても、興奮していても構わず、常に悠然と余裕綽々に振る舞っている。そしていつの間にかその場全体の空気が大物のリラックスした空気に包まれてしまう。そうして諄々と諭されていくうちに物事が彼らの思惑通りに進んでいくのだと思う。話す内容も大事だけど、それよりも空気そのものを支配してしまうことが重要な気がするよ。そして、人のペースに惑わされないのは精神的タフネスを要する。彼らも「一生懸命」にマイペースでいたのではないか。そんなことを思った朝。