un deux droit

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妻をリアリティショーに引き取ってください

昨日は妻と口論をして久々に頭がおかしくなった。男と女では肉体的なパワーの差があり真に対等ではない。男の方が潜在的な有害性が高いので、自然状態にあると女性は徐々に抑圧されてゆく。だから男性はその覆されない優位性を自覚して、女性の言い分と、その言い分を導く論理展開とを全面的に受け入れなければならない。私がひどいと思うことはあなた側にいかなる事情があろうとも絶対的にひどいのであり、その絶対的にひどい行為を行うあなたの人間性はろくでもないものであるという類推は論理的になんの穴もないのであり、その私が傷ついた気持ちとあなたへの評価は、私の主観である以上一切の抗弁ができないものなのであるからして、あなたには謝るしかやることがない。私の妻は全知全能の神でおはしますようである。そんなに蔑視したくてたまらないような人間とはさっさと離婚したらどうだろうか。全知全能の神のお考えはよくわからない。

妻は最近海外のリアリティショーを熱心に視聴している。番組が勝手にマッチングした初対面の人間が結婚生活を送る様を観察するという頭のネジが外れたような番組だ。私は皿洗いをしながら粗筋を盗み見ているのだな、そこに出てくる女性陣の口喧嘩の論理展開が妻そっくりで気分が悪くなる。互いにリスペクトしあうきなどなとなく、ただ男性より優位に立ちたいだけ。それで男性が離れて孤独に陥るとか自業自得としか言いようがない。そのシーンを熱心に見る妻が口論に使えるテクを仕入れながら「これに比べれば私はだいぶマシだ」とカンストしているはずの自己肯定感をますます強化にしており目も当てられない。そういう海外仕込みはもう沢山だよ。唯一の救いは、ゲームマスターみたいな人たちに、婚姻生活を継続するかどうか宣言するチェックポイントが定期的にあるのだが、そこでパートナーに対する攻撃や不審感に浸ることを自己目的化している参加者の女性をカウンセリングして認知の歪みを矯正しているところ。躊躇も容赦もなく論理破綻や目的の迷走を直視させて態度を改めるよう促している。私の妻も第三者視点から一度叩きのめしてもらいたい。