un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

井川遥は今頃何を思っているのだろう

id:rtaroymaさんからブックマークをもらった。

電子空間における変化の著しさと、現実空間における変化の乏しさの埋め難き隔たり - un deux droit

家は、互いに癒される場所のはず。

2021/10/23 23:33
b.hatena.ne.jp


「癒やし」

我が家において絶滅して久しい概念である。
いや、想起すること自体を固く禁じられている情念とあっても良いかもしれない。

「家庭に癒しを期待することは、パートナーに対して過度な負担、苦痛、屈辱を強いる行為である。そういう性癖は自分の母親かポルノかキャバクラで解消しろ。私で発散するな。」

「癒しも含め、心の満足とは他者を介して得るものではなく、自然状態で自ら感じ取るものである。赤の他人を利用して自分の心の満足を得ようとするのは人権侵害である。例外的に未成熟の子と親の間でのみ許されるのであって、成人になっても癒しを他者に求めるのは未成熟の証左である。」

これが妻の世界観。キャバクラで働く人の人権については思いを馳せないのが彼女らしい。


かつて桜井和寿が似たようなことを言っていた。
「愛は奪うでも与えるものでもなくて、気がつけばそこにあるもの」と。

感銘を受けてから早15年。まさかそういう意味だったとはと驚きを禁じ得ないでいる。