un deux droit

このブログには説明が書かれていません。

調理担当としての責務

今日の夕飯はシチュー。買い物ミスって買いすぎた牛乳を消費するため。寒くなってきたので売れ行きは上々。

昨日の午前中には豚汁を作っておいた。最近太ってきた妻がその増量の原因を料理担当の私に責任転嫁するのを防ぐための布石だ。私が営業に行っている日中に、在宅勤務する妻が手軽にヘルシーな昼食の選択肢を取れるようにしているなんて側から見れば素敵以外の何物でもない。けれど動機はただの保身でしかない。
案の定今日帰宅してキッチンを見ると豚汁に手をつけた様子はなく、袋麺と冷凍ごはん、デザートにアイスを平らげた痕跡が残されていた。私は「せっかく作ったのに食べてくれないなんてひどい」などと感傷に浸ることはない。何を食べるかは完全に妻の自由だ。その代償を本人が引き受けてくれるのであれば一向に構わない。私は来週以降もヘルシーな常備菜を用意する。そしてそれを朝食として平らげるのは大抵私だ。おかげさまで私は体型も変わらず健康に過ごせている。天高く妻肥ゆる秋をただ傍観者として過ごす日々。