un deux droit

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りはびり

文字が枯れている。

文章を読むのも書くのも億劫に感じる一週間だった。

原因はわかっている。

勤め先の自社メディアに投稿する原稿の締め切りに追われ疲弊したせいだ。

明らかな匿名ブログと違って実名付きの記事がネット世界に永久に浮遊するので、ふざけた内容は書けない。
でも毒にも薬にもならないことは書きたくない。

また、自社メディアだと執筆者とは別に編集者がおり、表現の巧拙や自社方向性との乖離にチェックが入り、何度も差し戻しを受ける。

そのせいで、たかだか3000字の原稿に第5校まで修正を重ねた。

1日に発話する単語数が大体決まっているように、発話こそしていないものの「脳内で独り言」をうんざりするほど繰り返したので、もうこれ以上は勘弁と脳がオーバーヒートしたような感覚。
ブログをいくら書いていても緊張感がないから思考の持久力は全然ついていないなと実感。

オチはないけど、少しずつでも脳をストレッチしないといつまでも運動しなさそうなので無理やり書く。観察力や感受性よ戻ってこい。