un deux droit

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滅私奉子

今日は社員向けのオンライン研修を開催。企画、講師の選定、講演費用の会社への交渉、告知、集客、環境整備、司会、経費生産まで言い出しっぺの自分が処理。有料にもかかわらず社員の2割が参加するヒット企画になった。

肝心の自分は子ども2人の世話を妻に任せていたものの、部屋には乱入してくるわ、2人で喧嘩している声が気になるわで全く学習効果はなし。妻には感謝を告げたが、個室に入らないよう誘導する手腕を発揮するわけでもないし、子どもがあまりはしゃぎすぎると後で妻がめちゃめちゃ不機嫌になる可能性が恐ろしく集中できなかった。
長女には事前に、私が仕事であること、妹の世話を頑張って、意地悪して喧嘩になるようなことをこらえること、お母さんをよく助けることをお願いしたが、何一つ守ることはなく、率先して部屋に乱入し、騒ぎ回り、妹の嫌がることばかりやっていた。長女に期待した私が馬鹿だった。
こんなに父と母の喧嘩を見せていて、その大半が長女由来のことが多いのに、何一つ学習せず自分の振る舞いを調整しないのは、親の不仲を全く気に求めていないか、因果関係を理解する思考力と、適切な振る舞いを選択する自制心が弱いかのどっちかだろう。前者だと頼もしいが、おそらく後者なので先が思いやられる。
少しでも自分を向上させようと家庭の時間を後回しにすることはそんなに悪なのか。私の個人的な願望なんて、そんなに協力してもらえないくらい価値の低いことなのか。心が挫ける。

せめて私の欲求不満と引き換えに子どもたちが楽しく過ごしてくれているのなら報われるのだが、長女はいつでも不満顔で、楽しくない、つまらない、とどこまで付き合っても満足しない。幸せな家庭って難しい。相互協力の前に個々のメンバーの素養が大切だなぁ。