un deux droit

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家庭へのエンゲージメント

平穏で幸福な平日。妻と離れる口実ができる。在宅勤務ってことになってるが、外の公民館などをうろつながら仕事をしている。会社に行くのもだるいが家で仕事も新たな火種が生まれかねなくて落ち着かない。

土曜は久々に朝まで口論した。その寝不足のまま昨日を乗り越え、今日は疲労が癒えず仕事に集中ができない。

妻自体は生理が落ち着き、機嫌は治っている。私は罵詈雑言の限りを尽くされ、膨大な量の生活・性格改善要求を押し付けられたわけだが、まだ何も言われた改善項目に着手しておらず、私自身は何も変化が起きていないのに妻の方は問題が解消している。結局のところ、わたしの日常の貢献は十分だし、コミュニケーション能力にも以上はないのだ。あんなに付き合って誠実に話を聞いたことが馬鹿馬鹿しく思える。

一言でいい。詫びて欲しい。心にもないことを言った、と。生理現象として不可抗力だからといって、それで人を傷つけたのにお咎めなしとは随分虫が良い。人は誰しも自分の先天的な特徴のために意図せず他人を傷つけることがある。確かにその事象はその人に原因はないのだが、被害者が泣き寝入りを強いられるのはどういう理屈で赦されるのだろう。
私は責任感があるので、自分の担当役割は手を抜かず引き続き淡々と職務を遂行するが、プラスアルファの、よりこの家庭を充実させらためのアイディアや貢献意欲が生まれてこない。家庭へのエンゲージメントが退職すれすれである。