un deux droit

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政治に関わるのは誰のため?

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学生時代に受講してた先生の近著。
政治に関与するのは、義務でもなければ権利でもなく、責任なのだ。一文で表すとこんな感じの内容。自分にとっての利害だけ見れば、政治に関与する意味は見出しにくいかもしれない。一律給付金みたいに即時的なパターンはごくまれ。大概の政策決定は、効果が出るころには当事者じゃなくなってるか、最悪死んでる。結局自分の今の暮らしをよくするために関わるもんじゃないってことなんだよな。その時間軸のずれというか、切り取る時間のスケールの違いが政治不信や無関心を生んでいるように感じた。解決策はないけれど認識のアップデートにお勧めの本。