un deux droit

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仁義無きTKG論争

娘達が卵かけご飯を食べたいというので、溶き卵に醤油を垂らして混ぜたものを、白米の上にかけて出したら「それは卵かけご飯ではない」と妻から指摘。「自分で調味する経験を奪うな」「黄身を自分で割るのが楽しいのに」「白身も混ぜたら味が薄まって美味しくないし、なんか貧乏くさい」と言いたい放題である。総合すると、私が卵かけご飯だと思って食べているものを娘達が鵜呑みにするのは教育上良くないとのこと。カレーを食べる前に全部混ぜたり、味噌汁をごはんにかけて掻きこむくらいお行儀が悪いと映るらしい。私もカレーと味噌汁の件はお行儀が悪いと感じるタイプなので、それと一緒にされてものすごく嫌悪感を抱いた。
私が徹底抗戦の構えを見せると、妻は卵かけご飯を画像検索で見せてきた。当然、検索で出てくるのは、茶碗に神々しく盛られた銀シャリの頂点に日の出の如く耀く卵黄の写真ばかり。そりゃ写真としては映えるものしか上がってこないだろうよ…溶き卵をご飯にかけた写真が羅列されると、なんというか吐◯物に見えてくる。実態としてどのように食べるのかということを議論したいのだけれど、馬肉ユッケもイカ刺しも上に乗せるのは割られる前の卵黄だと言って頑として譲らない。こんなことで離婚論争に発展させたくないのでボルテージを下げ全面降伏。めでたく貧乏性でマナーのなってない未開人の烙印をいただきました。
それにしても、妻が「卵かけご飯食べるときに先に溶き卵にする人初めて見た」というのだが、本当にそこまで少数派なのだろうか。九州では黄身のみがスタンダードなのか?地域差があるのか?家庭差なのか?派閥の分布を検証してみたいが、すごく喧嘩になりそうなナイーブな問題だなと感じた。