un deux droit

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男性との方が分かり合えなくなってきた

プロジェクトを一緒にやってる同期の男が、息子のXmasプレゼントにNintendo switchを買ったらしい。今日のミーティング終わりに自慢してきた。彼と私の子どもたちはどちらも5歳2歳の年齢構成で、向こうが兄弟、私は姉妹。5歳に与えるのは早くねーか、と思った。
案の定彼は妻とかなりの喧嘩をしたらしく、それでも購入を押し切ったらしい。長男にはピクミン3を与え、自分はマイクラとマリオメーカーに勤しむとのこと。
彼の妻は3人目の子どもをお腹に抱えている。もう妊娠後期で精神的にも不安定、生きてることで精一杯の時期だろうと思う。そんな時に、能天気に高額なおもちゃを家庭内に導入してプライベートの充実を図る彼の神経の図太さが恐ろしい。私の妻なら「こっちは命賭けたんだぞなに人生楽しんでんだよこの野郎」と刃傷沙汰になりかねない。
彼の家庭は我が家と違い片働きだ。その差から、金の使い道の主導権は彼にある、という意識になるのかもしれない。だとしても、それはあくまで家庭生活の分業であって、彼が仕事だけに集中できる下地を作っているのは他ならぬ妻なのだ。だから彼の賃金は夫婦の協働成果だという捉え方をするべきだと思う。その意味においてはもう少し妻の意見に耳を傾けてやったらいいのになと他人事のように思った。仕事してんのがそんなに偉いのかな。たとえ偉いのだとしても、それとは無関係に妊娠しているパートナーの精神的負担が少しでも減るように労る男性が増えてほしい。実は妻のことが嫌いなのか?侮ってるのか?単なる性欲の捌け口なの?トロフィーワイフ?逆クォーター制くらい入れないと日本男児の性根は治らないんじゃないだろうか。