un deux droit

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愛してるぜマヂカルラブリー

今年のM-1、リアルタイムで視聴できなかったが、公式YouTubeでネタを配信していたのでチェック。結果を見る前に一通り見て、マヂカルラブリーの勝利を確信したら案の定その結果に。見取り図は話が散らかっているように感じたし、おいでやすこがも中盤の単調さを感じた。
マヂカルラブリーは野田がテレビに少しずつ出るようになり、独特の世界観がようやく認知されたのだと思う。初見で笑える人は逆におかしい。その人はもはや野田だ。1本目のネタは3年前の惨敗時とさほど構図は変わらない。なのに爆笑を攫ったということは、3年間の地道な世間への仕込みが結実したのだ。世間の笑いのアンテナを無理やり自分たちの方向に捻じ曲げた。
3年前と明らかに違うのは村上の成長。3年前は野田の奇行にただ狼狽えるだけに見えた。そのせいで野田のシュールさを壇上で孤立させてしまっていた。今日はしっかりとテンポ良く的確にツッコミを入れ、野田のパフォーマンスを笑える形に翻訳できていた。見事なカムバック本当におめでとう。これからも応援します。