un deux droit

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生理週間の克服?

今月は妻の生理週間に突入しても修羅場にならずに済んでいる。すでに生理前夜祭、当日祭を乗り切り、あとは後夜祭をつつがなく終えたら史上初の喧嘩なし月間という快挙が見えてくる。
妻にとって生理の何が不愉快って、生活が思いのままにならないことだ。体と思考の自由がきかないため、さまざまなことが成し遂げられないか、やたらと負荷に感じて苦痛を伴う。だから私がすべきは彼女のしたいことの事前察知と解消だ。
私がしたのはまず仕事を空けること。妻は宅配の荷物を受け取るだけで疲れる状態なので、全部私が回収する。あとは部屋が汚い状態を解消。掃除片付け整理整頓を徹底し、彼女が本調子の時の家の状態をキープする。さらには彼女の思考に負荷をかけないよう、わかりやすい会話表現と意思決定の補助。あとは望みの実現。あれが食べたいこれをしたいを取りこぼさない。血が足りない気がするといえば焼肉屋まで連れて行き、あれが買いたいとなれば店まで運転する。もう一度言うが体調不良のせいでやりたいことができないことを彼女は最も嫌う。空を自由に飛びたいな、は流石に無理だけど、現実的な範囲での四次元ポケットに徹する。最後に絶え間ない体調の確認、無理しないでねという気遣い、そして細かなことへの感謝。とにかく尊重されていたわられているという抱擁感が欠かせない。仮に不足があって小言を言われた時もその内容の全肯定も忘れずに。妻が神で法。異論には雷(いかづち)。これらを妻が申し訳なく思わないよう目立たずにやってのける、というのが私のミッションなのだと過去の惨劇から学習した。学習してから高い水準で実践を継続できるようになるまで3年くらいかかっている気がする。
彼女が極端なのか一般的なのかはわからないので参考になるかはよくわからないが各々の家庭が円満に運営される一助となれば幸いである。