un deux droit

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頑なにアップデートを拒む政治活動

今日は組合の要請で政治セミナーを受講。なぜ政治活動を組合がやる必要あるのか、熱弁を聞いてきた。
私自身必要性は理解しているが、組合の手法には違和感を覚える。
特に意味不明なのが支持者カード。支持していない人になんで住所氏名電話番号を明け渡す必要があるのか。それを渡したらビラヤ投票お願いの電話が来る。さらには家族と友人まで紹介しろと要求は果てしない。「支持」さえしていれば全て理解できるが、最初の指示の取り付けなく「投票」というゴールだけ欲しがるなんでどれだけ自分都合なのか。ここまで私に一切のメリットがない。いやメリットがあれば便宜供与だから仕方ないのだけれど、だからこそ丁寧に時間をかけて、自発的に支持したくなる努力を地道に重ねたらどうか。
たとえば最初はfbかツイッターのフォローのお願いにとどめる。何回か情報を受け取って支持するかどうかの吟味を要請するのだ。それで、なかなか悪くないなと思った人が、さらなる情報を欲した時支持者登録に促す仕組みが用意されていれば良い。その連絡先に会報を送りつけるのならば反発を招かない。その工夫をしたくないのは大したメッセージが実は無いからなのだろう。
個人的には、投票候補は誰だって良いと思っている。白票でも構わない。ただ投票率を上げることがとにかく大事だ。投票率が低いことは既存議員の慢心を招く。当選ハードルが下がりあるいは悪徳政治屋の立候補を助長する。若年層の年代別投票率が高まれば、それだけで当選者の潜在意識に楔を打てる。次の当選も目論む政治家は潜在支持者の存在は無視できない。そうして若者に有利な政策が打ち出されやすくなったり通りやすくなったりする。だから組合は下手に支持政党をゴリ押しせず、選挙期間は投票行動のお願いだけでも十分意義はある。そうやってあれもこれまた欲張らず、良心的で謙虚な政治活動をやってもらいたいものだ。