un deux droit

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過度な大金は幸福感より面倒事が上回る

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年末ジャンボが今日から販売されるらしい。一等前後賞合わせて10億円と、数字だけは景気が良い。
私は一度も宝くじを買ったことはない。けれども毎回もし当たったら、と想像を膨らませることだけはいつも怠らない。
10億当たったら、まずは禿げた頭髪の回復にじゃぶじゃぶ使う。あとは体を鍛える環境整備。
それくらいで思考は止まる。どれだけ馬鹿みたいに使っても9億9千万くらい余る。
この辺りで、この資産をどうやって管理するのか?という問いにたどり着きうんざりする。
妻にバカ真面目に当選を申告したら共同管理の名の下9割は召し上げられる。妻は本当に堅実なのでおそらく資産運用などをしっかりやりつつ生活の質は横ばいで安定させるだろう。全ての用途について妻の承諾が必要なストレスが大きすぎる。
それでは妻と私でそれぞれ一億くらいずつでも個人資産にするというのは?それはそれで私の生活スタイルが乱れること、特になんでもお金で解決しようとする志向を妻は許さないだろう。結局お金だけ使うということにはならない。お金を使えば時間も消費され価値観も変容する。そのことによるバッドエンドが目に見えている。
じゃあ全部隠して自分が細々と小出しにしていくのは?謎の昇格や転職による高収入をゲットしたことにして、家計への支出に上積みしつつ、余剰金はうまいこと使って行く。仕事に行くと称して別の住処を構えてそこに全ての個人的な道楽は詰め込む。素晴らしき二重生活は、変な女性問題に手を出さなければ破綻しないかもしれない。でもおそらく私の精神がもたない。そんな壮大な嘘がつける器の大きさがない。そもそも家族を騙したいわけではないのだ。いささかの自由の余地を日常に設けたいだけなのだが、潔癖な妻がそれを公然とは許さないためにこんな大袈裟な想定になる。もし二重生活を続けていっても私が先に死ねば不自然な資産が残るわけでそこで無用な恨みをかう可能性が高い。そのリスクを冒しながら安穏とは暮らせない。
じゃあ離婚してお互い好き勝手やるか?お金のために?それこそ本末転倒。
と、いろいろ考えるうちに、無闇に大金を手にしたところで幸せにはならないな、という結論に辿り着いて日常に戻る。庶民というのはささやかな日銭で日々を満足させられる器の持ち主のことを言うのだ。皆さん堅実に仕事をしていきましょう。