un deux droit

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やっぱり夫婦別姓は解禁すべき

経営陣とW不倫している東京支店長♀の離婚が発覚した。
社員データベースがご丁寧に戸籍名で管理されていて、そこに記載された彼女の名字が旧姓に変わっていたのだ。
気付いたのは私だけでなく、他にも数名いたようで陰でうわさになっている。
「ざまぁwww」
DINKSで余裕な風吹かせまくってて、気に食わなかった」
孤独死がお似合い」
「人格破綻者としては当然の帰結
「そもそも結婚できてたことが信じがたい」
「元旦那も騙されて結婚したようなもんだろうから祝福したい」
と言いたい放題である。

私も彼女の能力の低さ、それを粉飾する詐欺的手法の狡猾さ、パワハラの陰湿さから見る性格の悪さ、上に取り入る手法のえげつなさ、それを見抜けない上層部のふがいなさ、など普段からいろいろと思うことがあるが、その怨念を、プライベートで起きたことの嘲笑へと結び付けてはならないと思っている。彼女はあくまで職務上の問題点や弊害のみ正面から糾弾されるべきでプライベートの醜態をまぜこぜにして貶めようとするとかえって問題は見えにくくなる。
元々の問題はW不倫そのものではなく、その二人が直接の上司部下関係で、不自然な昇給昇格を伴ったことによる統治機構の私物化、人事制度への不信感などのモラール低下が問題である。不倫は文化であるからして当事者で勝手にやってくれればいいのだが、それを職場に持ち込めないようにどちらかの部署移動や退職勧奨など清廉性を保つ努力を会社はするべきだ。それは変わらず指摘し続けるべきことだろう。けれども、そのことがあるからといって離婚の事実を中傷されていいことにはならない。

当社が前近代的な従業員管理システムを変えようとしないことが最大の問題だけど、究極的には最初から別姓OKだったらこういうナイーブなことを他人から土足で踏み荒らされなくて済むんだよな。男性のほとんどは結婚しても離婚しても姓が変わらないから、その事実を隠そうと思えば隠せてしまう。当社でもいつの間にか結婚してたっていう男が何人かいる。でも女性のほとんどは隠せない。そのせいで外野からあれこれ品評される。自分だったらお前に何の権利があって俺の私生活に口出しできるんだよと中指立ててしまうと思うので、ホント早く法律が変わったらいいのにと思う。