un deux droit

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現状維持イコール後退という無慈悲な法則

コロナをきっかけにランニングを再開して以来走りまくっている。

無慈悲にも在宅勤務指令が解除されてしまったが、せっかく習慣化したランを諦めたくなくて、上司のスケジュールを見ながら自主的在宅勤務エンドランを決めてきた。

20代の頃はわざわざ走る人の気持ちがわからなかった。走るだけでなんの面白味もない。ただ疲労と洗濯物が余計に増えるだけ。意識高い系を気取ったいけすかないやつらだと決め付けていた。

しかし30代になり、ようやく走る人たちの気持ちがわかるようになった。自分の持って生まれた代謝だけでは気分良く日常を過ごすことができなくなったのだ。何もしていないでいると血流のドロドロした感覚に常に悩まされ、寝付きが悪く、寝起きの頭はスッキリせず、ちょっと頭を使うとすぐ眠くなり、肩が凝る腰が凝ると不具合のオンパレードに襲われる。これは要するに全身に多少負荷をかけないと筋肉や臓器が機能してくれなくなった、ということなんだろう。

ただ1日を気分良く快適に生きる。そんなことすらもいちいち体をメンテナンスしないと叶わない日がこんなにも早く来るとは…髪が薄くなっただのいつまでも安月給だのよりも健康問題の方が遥かに大事。体のメンテに時間を取れるだけ暇があることに心の底から感謝したい。