un deux droit

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夫婦喧嘩が止まらない

ゴールデンウイーク明けから毎日口論が続いている。

いつも発端は、言葉尻が気に食わない、見解の相違、認識のズレといった些細なことなのだが、それがなかなか収束できない。むしろ、毎日繰り返していることで、前日の口論でダメージを受けてまだ癒えてない心の傷が開いてお互いに衝突が激しくなっている。

そもそも、子供が二人になって以降では、お互いがフルで働くようになって間もない。まだ試行錯誤中で効率よう日常を回せていない状態に、長期休暇の疲れ、溜まったまま処理の追いつかない家事が重なり、お互いの心に余裕がなくなっているのだ。


と、言ってみたが、根本的な問題はそこじゃないことも薄々気づいている。それは私の能力が低いことだ。

家事の能力、仕事の能力、その双方に必須なコミュニケーション能力の全てが、この生活を維持するために必要な水準を満たしていない。

そのことに私自身も妻も苛立っている。

私からすれば仕事の能力が低いせいで収入が低く、自尊心が下がり妻から見下されているような被害者意識に陥いる。

妻からすれば、むやみに仕事に時間を投下されるより、家事育児を私に負担させて自分が仕事をしたほうが効率が良いから戦略的にそのような考えを採用する。

妻は私を軽んじているわけでなく、ただ合理的に判断しているだけなのだが、結果的に自分の仕事の価値が妻のそれより低く査定されていることで私の自尊心は傷つく。

私自身その環境を打開したいが、担っている家事育児負担のために、打開の糸口をつかむ機会を逸している。そのことにもまたストレスを感じる。

そのストレスが家事育児、コミュニケーションの質の低下を招き、妻の怒りを買う。

妻の怒りを買った結果、私の能力の低さを詰られまた私は卑屈になるのだ。

唯一の解決策は、能力の低さを受け入れ、そこに不満を持たず、その能力でこの水準の生活をできていることに感謝して生活することだ、私はあなたに感謝しているよ、ということを妻から諭されるのだが、それはあなたが承認欲求満たされてるからでしょ、と思えて仕方がない。そんな達観ができるなら喧嘩してないんだよなぁ。

どこか家庭の外に心の拠り所を持ちたい。

この家庭の中にしか自分の価値がないなんて虚しいじゃないか。