これは愚痴だ。読んで面白いものでもなければ得るものもない。
最近子育てが辛い。
娘が3歳になって色々と知恵をつけてきた。
その何が腹立たしいかって、その知恵を自分が楽することだけに使うのだ。
ご飯は食べたい時に食べたら分だけ食べたいものを食べたい場所で食べようとする。
遊びもトイレもお風呂も歯磨きも就寝も起床も全部自分のタイミング、自分のやりたいだけだ。
もので釣ってもものだけ取ってやってほしいことはやらない。
どうおだててもなだめすかしてもてんで動かないのだ。
それでいて少し声を荒げたり無理やりやらせようとすると火がついたように泣きわめく。
この対応をするのに、毎日の仕事終わりと初めでがっつり時間を取られる。
自分のために使う安らかなひと時は23時を回ってからだが、その頃にはもう疲れ果てて眠くて読書もままならない。
これが辛さの一つ。
実はもう一つある。
娘の悪行の限りは、全部親の行動を真似しているということだ。
朝のパンの立ち食いや尻を掻いたり鼻をほじったりビーズクッションにおっさんのような風体でくつろいだり片付けもそこそこに次のおもちゃを引っ張り出したりそのいちいちの行為に心当たりがあるのだ。
さらに顔まで似ているんだから始末が悪い。まるで自分が目を逸らしたい自分の愚かさ、醜さを隠し撮りされて再現Vにして晒されている気分だ。
どうしてこう自分の悪いところばかり真似するんだ、少しはいいところも見習って…とここまで思ったが、遺伝も含めこれが自分の等身大なのだ。容赦ない事実を目の前に虚しさを禁じ得ないでいる。